【書籍・紹介】「憲法講話ー24の入門講義」(長谷部恭男・著)の読み方

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たくお

たくお

どーも、たくお、です。就労移行支援事業所を経て外資系総合人材会社に就職しました。音楽は、ユニコーンと奥田民生、スピッツ。食べ物は、ラーメン・つけ麺が好きです。チーズが食べられません。2019年6月から禁酒中です。

どーも、憲法に関する書籍を読むことが好きな、たくお、です。

「芦部憲法を読んだがいまいちわからなかった」「これから大学で憲法を学ぶのだが、何を読んだらいいのかわからない」という人のためにではありませんが、ちょうど良い書籍が出版されたのでご紹介します。

著者の長谷部恭男さんとは?

著者の長谷部恭男さんは長年東京大学で憲法を教えてきた人です。現在は東京大学を定年退官して早稲田大学で憲法を教えている憲法学会の重鎮の一人です。

長谷部恭男さんといえば、国会で安保法制関連法を「違憲である」と述べて物議を呼びました。

なぜなら、自民党推薦の参考人として意見を述べる立場にありながら、自民党の思惑を完全に裏切る発言をしたからです。

その長谷部恭男さんですが、憲法に関する書籍を多く出版していますが今回、憲法の入門書として本書を書きました。

24の入門講義

本書のサブタイトルは「24の入門講義」です。

憲法とは何?(第1講、第2講)から天皇制(第3講)、平和主義(第4講)、基本的人権(第5講〜第17講)、統治機構(第18講〜第23講)、憲法の保障(第24講)まで憲法を網羅しています。

本書は400ページ弱ありますが、一つの講が約20ページですから負担なく読める構成となっています。

ソフトカバーで紙質も軽いこともあって持ちやすさもちょうど良く、電車内で読んでいても苦になりませんでした。

最初から読み進めるのがオススメ

読み方としては、最初から読み進めるのがオススメです。

つまり第1講から順番に読み進めるのです。

本によっては読む順番を工夫すると理解度が変わることがありますが、本書はオーソドックスに読み進めるのが良いと思います。

ですが、自分は「国会」について知りたいという人は、該当箇所を先に読むのも全然アリです。

最高裁判例が引用されているが独自評価あり

法律の勉強をする上で(最高裁)判例を参考にすることは欠かせません。

本書は重要だと思われる下級審の判例も含めて必要最小限の判例を紹介しています。

ただ、その評価については長谷部恭男さんの独自の見解が述べられていますので、その見解をどう受け取るのかは読者に任されているのでしょう。

そのまま受け止めてもいいですし、「自分はちょっと違うな」という感想を持っても良いです。

いずれにせよ、批判的に検討する姿勢が学問には求められ、法律を学ぶ上でも欠かせません。

今は「ヘェ〜、そういう考えもあるのか」と思うかもしれませんが、時間が経つと見方が変わってきたりすることもあります。

ですから、あまり構えずに読み進めることが重要だと私は思います。

まとめ

憲法の入門書はたくさんありますが、高校を卒業した人、大学生(1、2年生)向けとしては本書が最適なのではないでしょうか。

もちろん、社会人となって改めて憲法を学ぶために本書を活用されることも全然アリです。

憲法「改正」論議がされつつある今、憲法の原点に返って「本当に改正が必要なのか」も含めて考えみる機会にしてはいかがでしょうか。

たくお

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どーも、たくお、です。就労移行支援事業所を経て外資系総合人材会社に就職しました。音楽は、ユニコーンと奥田民生、スピッツ。食べ物は、ラーメン・つけ麺が好きです。チーズが食べられません。2019年6月から禁酒中です。

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