【2019 参議院選挙】「選択的夫婦別姓」について各政党はどう訴えたのか

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たくお

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どーも、たくお、です。就労移行支援事業所を経て外資系総合人材会社に就職しました。音楽は、ユニコーンと奥田民生、スピッツ。食べ物は、ラーメン・つけ麺が好きです。チーズが食べられません。2019年6月から禁酒中です。

どーも、選挙には欠かさず投票所に足を運んでいる、たくお、です。

参議院議員選挙(2019年7月21日)が終わりました。

「どの候補者に1票を投じようか」「どの政党を選ぼうか」と迷った人も多いのではないでしょうか。

[st-kaiwa1]どの候補者(政党)に投票するのか、その基準は人それぞれです[/st-kaiwa1]

知り合いだからとか党首を信頼しているなどの基準も重要な基準の1つですが、政党が発表している政策・公約を見ることが大事なんですよね。

参議院選挙が終わった今、政策・公約をきちんと守るのか、監視しなくてはいけません

政策・公約をみると、その政党が目指している国家像、つまりどんな国づくりをするのかがわかります。

主要な政党が「選択的夫婦別姓」について、どう考えているのかを政策・公約から、改めて見てみたいと思います。

自由民主党ー「選択的夫婦別姓」は頭にない

自由民主党は「総合政策集2019 J-ファイル」(2019年6月17日 政務調査会)を公表しています。

全体で112ページ(A4)ですからかなりの量ですね。

経済再生から憲法改正まで、今日本で課題となっている諸問題について網羅されています。

政権政党ですからあたり前といえばあたり前ですが。

「総合政策集」の31ページに「女性活躍」という項があります。

「女性活躍」項のトップに「127 全ての女性が輝く社会の実現」との章立てがあります。その冒頭に

全ての女性がそれぞれの生き方に自信と誇りを持ち、様々な分野で持てる力を最大限発揮し、輝くことのできる社会を実現を目指します。

と記載されています。

しかし残念ながら「選択的夫婦別姓」についての言及はありませんでした

ただ、(女性活躍のための制度・基盤を整えます)(33ページ)のなかで

家族の絆を保つとともに、女性の社会的活動の円滑化にも資するため旧姓の幅広い使用を認める取組みを進めます。まずは、マイナンバーカードにおいて旧姓が併記できるよう改めます。

「旧姓の幅広い使用」ということですから、「選択的夫婦別姓」の導入は頭にないということでしょう。

安倍総裁が参議院選挙中に行われた党首討論で、「選択制夫婦別姓」の導入に反対の意思表示を行ったのは印象的でした。

公明党ー過去には議員立法も。なぜ、明記しないのか疑問

公明党はホームページ内に「参院選 2019」の特設サイトを開設しており、その中で「マニフェスト2019」というボタンがあります(その他に「こども・こそだてマニフェスト2019」「公明党 成長戦略2019」)。

「マニフェスト2019」は42ページ。

その32ページに「5 誰もが輝く社会の実現 障がい者、女性、若者、性的マイノリティーなど、誰一人置き去りにしない社会へ」の章立てがあります。

「⑤女性が活躍できる社会へ」(34ページ)では6つの項目で重点課題について記載されていますが、残念ながら「夫婦別姓」の文字はありませんでした。

ただ「公明党 政策 夫婦別姓」で検索すると「公明党は選択的夫婦別姓を推進している」とのニュースが見つかりました。

また2001年には議員立法で「選択的夫婦別姓(法案)」を提出しているようです。

ですから「選択的夫婦別姓」に反対ではないようです。

だとしたらなぜ「マニフェスト2019」に明記しないのかという疑問が湧いてきます。

自由民主党に配慮したと思われてもしかたありません、と思いますがどうでしょうか。

立憲民主党ー議員立法提出も与党が審議に同意せず継続に

立憲民主党のホームページを見ましたが、参議院議員選挙の政策としては掲載されていませんでした(2019年6月29日現在)。

「政策」の項目がありましたのでご紹介します。

「国民との約束」の「3.個人の権利を尊重し、ともに支え合う社会を実現します」のなかで

LGBT差別解消、選択的夫婦別姓やクオータ制の実現などによって、互いに支え合う社会社会的な包摂を実現します。

とありますので、選択的夫婦別姓について党として実現を目指していると言えます。

それは「絵で見る政策」に「選択的夫婦別姓法案」(2019年3月1日)があり経過が記載されています。

2018年6月14日 衆議院に提出

2018年6月21日 参議院に提出

現在 継続審議 法務委員会に付託されましたが、与党が同意しないため、審議入りができない状態です。

すでに議員立法で提出されて法務委員会に付託されているんですね。審議入りには、与党の同意が必要とのことです。

与党(自民党・公明党)には審議に応じていただきたいと思います。

日本維新の会ー「選択的夫婦別姓」の文言は見つからず

日本維新の会のホームページで「政策」を確認しましたが、「選択的夫婦別姓」「夫婦別姓」の文言は見つかりませんでした。

ただ、「日本維新の会 夫婦別姓」で検索すると同党所属の串田誠一氏が「選択的夫婦別姓の導入に賛成」する趣旨のTweetをしていたとのことです。

また、足立康史氏はTwitterで「家族の一体制と夫婦別姓は両立するー維新版『選択的夫婦別姓』で日本を前に」とつぶやいています。

しかし、維新版「選択的夫婦別姓」は足立康史氏の「私案」(2017年12月18日現在)ですので注意が必要です。

日本維新の会のホームページには、夫婦別姓の文言が見つからなかったことから今も「私案」の段階ではないでしょうか。

国民民主党ー設立時の「基本政策」に明記されている

国民民主党のホームページで「基本政策」(2018年5月7日)を見ると【こそだて、仕事、人生を楽しめる共生社会のために・・・】の「○多様な価値観と人権の尊重を」で、

・選択的夫婦別姓の導入

とありますので、国民民主党として「選択的夫婦別姓の導入」を目指していると言えます。

参議院選挙の公約にも「選択的夫婦別姓の実現」が書き込まれることでしょう。

日本共産党ー夫婦同姓を義務付けているのは日本だけ

日本共産党は「個人の尊厳とジェンダー平等のためにーー差別や分断をなくし、誰もが自分らしく生きられる社会へ」(2019年6月5日)の第1章「(2)選択的夫婦別姓ーー同姓にするか、別姓にするか、自分たちで決めるーーを実現する民法改正をすみやかに行うとともに、民法・戸籍法などに残る差別的条項をなくします」で

夫婦同姓を法律で義務づけている国は、世界で日本だけです。

国連の女性差別撤廃委員会も、法律で夫婦同姓を義務付けることは女性差別で改正すべきだと勧告しています。

結婚時に、女性が改姓する例が96%です。

姓が変わることで、仕事上など様々な不利益を受けているたくさんの女性がいます。

として、世界の中での日本と国連委員会勧告について言及するなど世界の流れの側面からも見ていることがわかります。

また、「希望と安心の日本を 参院選にあたっての日本共産党の公約」(2019年6月21日)を公表していますが、「9、差別や分断をなくし、誰もが尊厳をもって自分らしく生きられる社会に」の「(1)ジェンダー平等社会を推進します」で

ーー選択的夫婦別姓を実現する民法改正を行い、民法・戸籍法に残る差別的条項をなくします。

と公約しています。

社会民主党ー参院選挙 政策に明記し実現をめざす

社会民主党は「2019年 参議院選挙 政策」で「ソーシャルビジョン3つの柱」を掲げ、第2の柱「2 『平和と平等の共生社会』をつくります。」の章のなかで「男女平等の推進」を取り上げて

選択的夫婦別姓の実現など民法を改正します。

としています。きっちり、公約に記載されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。改めて、こうして見てみると「選択的夫婦別姓」ひとつ取り上げて見ても様々な考え方とその根拠の違いがわかりますよね。

また「選択的夫婦別姓の実現」といってもその中身が違うことがわかりました(「日本維新の会(足立氏私案ですが」とその他の政党との違い)。

ぜひ、参議院選挙で投票する際の参考にしていただけたらと思います。

「政策」は国民との約束です。選挙が終わったら「おしまい」ということではありません

むしろ選挙後に「公約」実現のために努力したのかどうかをチェックする必要があります。

このチェックがとても大事ですので、選挙後もチェックする判断材料として活用していただけたらと思います。

たくお

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どーも、たくお、です。就労移行支援事業所を経て外資系総合人材会社に就職しました。音楽は、ユニコーンと奥田民生、スピッツ。食べ物は、ラーメン・つけ麺が好きです。チーズが食べられません。2019年6月から禁酒中です。

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